はじめに
こんにちは、 KOH です。
カッコいい大人に「仕事ができる」は不可欠です。
本ページではキャリアアップのためのPMP資格取得についてお話しします。
資格は取得することがゴールではないです。 資格の勉強を通して体系化された知識を習得して、それを業務や実生活に活かすことができてはじめて意味があります。
本質的な資格勉強をしつつ、できるかぎり効率的に資格を取得する方法を紹介していきます。
1. PMP資格とは?
プロジェクト管理プロフェッショナル(PMP: Project Management Professional)は、プロジェクト管理の国際的な標準を提供する資格です。PMP資格は、プロジェクト管理に関する深い知識と経験を持つことを証明するものであり、世界中で認知されています。この資格を取得することで、プロジェクト管理の専門知識を高め、キャリアの向上を目指すことができます。
2. PMP資格の必要性
現代のビジネス環境では、プロジェクトの成功が企業の成長と競争力の維持に直結しています。そのため、プロジェクト管理のスキルは非常に重要です。PMP資格を持つことにより、以下のようなメリットがあります。
- 専門知識の証明:PMP資格は、プロジェクト管理に関する知識とスキルを持っていることを証明します。
- キャリアアップ:PMP資格を取得することで、プロジェクトマネージャーとしてのキャリアパスが広がり、昇進や給与の向上が期待できます。
- 国際的な認知:PMP資格は国際的に認知されており、グローバルなプロジェクトでの活躍が可能です。
3. PMP資格取得の要件
PMP資格を取得するためには、いくつかの要件を満たす必要があります。主な要件は以下の通りです。
- 学歴:高等教育機関の学位を持っていること。
- 実務経験:プロジェクト管理の実務経験が必要です。学士号を持つ場合は3年以上、学士号を持たない場合は5年以上の実務経験が必要です。
- プロジェクト管理の教育:35時間以上のプロジェクト管理に関する教育を受けていること。
4. PMP試験の内容
PMP試験は、プロジェクト管理の知識とスキルを評価するためのもので、以下のような内容が含まれます。
- プロジェクトの開始:プロジェクトの定義と目標設定に関する知識。
- プロジェクトの計画:プロジェクト計画の策定とスケジュール管理。
- プロジェクトの実行:プロジェクトチームの管理とプロジェクトの進行管理。
- プロジェクトの監視とコントロール:プロジェクトの進捗状況の監視と必要な修正。
- プロジェクトの終結:プロジェクトの完了と評価。
5. PMP資格取得のメリット
PMP資格を取得することには多くのメリットがあります。以下にその主なものを挙げます。
- 市場価値の向上:PMP資格を持つことで、雇用市場での競争力が向上します。
- ネットワーキングの機会:PMP資格を持つプロフェッショナル同士のネットワーキングの機会が広がります。
- 最新の知識:資格取得のための勉強を通じて、最新のプロジェクト管理の知識を習得できます。
6. PMP資格の勉強方法
PMP資格を取得するための勉強方法としては、以下のような方法があります。
- オンラインコース:多くのオンライン教育プラットフォームでPMP試験対策コースが提供されています。
- 参考書:PMP試験のための参考書を活用して、自分のペースで勉強することができます。
- 模擬試験:模擬試験を受けることで、実際の試験に向けた準備ができます。
7. PMP資格の取得方法
ここからはPMPを2カ月で取得するためにやったことを紹介します。
時系列でお話しします。
- i 受験申込まで:まずは申込をするために研修受講と申請書を作成します。
- ii 試験1カ月前まで:試験を受けるためのベースの知識を叩き込みます。
- iii 試験本番まで:試験の形式および傾向を捉えて試験に備えます。
i 受験申込まで
申込にあたっては研修受講と申請書作成が必要です。
研修受講
以下を満たすために研修を受講する必要があります。
プロジェクト管理の教育:35時間以上のプロジェクト管理に関する教育を受けていること
公式研修として様々な団体からオンライン研修等が提供されていますが、私のおすすめはUdemyです。なぜなら圧倒的にコスパがよいからです。
35時間の研修を受けたとしても身につくものはたかが知れています、 ましてやPMPを受験するような方は日常からマネジメント業務にあたっていたり、日々試行錯誤をしながら業務にあたっていることでしょう。
なので研修についてはまずは要件を満たすことに注力して、オンライン講座で再生速度を上げてさくっと片付けるとよいです。
私が受講した講座は以下です。
PMP Certification Exam Prep 35 PDU Project Management Course
Udemyの講座は時々セールをしているので、そのタイミングで購入すれば数千円程度です。(私はセールで購入しました)
集合形式での公式研修は数万円はするため、だいぶコスパよくできます。
申請書作成
申込時はこれまでの経歴をまとめて記載する必要があります。
プロジェクト説明については300単語を目安に記載するとよいです。
そのときに以下に沿って記載すると、字数を確保できる上に整理されるのでおすすめです。
- プロジェクトの開始:プロジェクトの定義と目標設定に関する知識。
- プロジェクトの計画:プロジェクト計画の策定とスケジュール管理。
- プロジェクトの実行:プロジェクトチームの管理とプロジェクトの進行管理。
- プロジェクトの監視とコントロール:プロジェクトの進捗状況の監視と必要な修正。
- プロジェクトの終結:プロジェクトの完了と評価。
ii 試験1カ月前まで
申込ができたら次は試験を受けるためのベースの知識を叩き込みます。
進め方は決めた書籍を最低限3周します。
- 1周目:流し読みをして概要を把握する。(こういうものがあるんだ~くらいでOK)
- 2周目:内容を理解しながら読む。(普段の業務や経験と結び付けてこういう時にはこうしようなど実践をイメージするとGood)
- 3周目:2周目で理解したことが自然と頭に浮かぶかをチェックする。(浮かぶまで2周目と3周目を繰り返す)
おすすめの書籍
以下は初心者でも分かりやすく整理されているので読みやすく、分からないことを調べるときにも使えるバイブルのような書籍です。
PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応 改訂版
iii 試験本番まで
内容が理解できたら最後は試験の形式に慣れます。
はじめにでも言いましたが、資格は取得することがゴールではないです。
なので i と ii のステップをしっかり行って iii に挑みましょう。
試験本番まではひたすらアウトプットを行います。 以下のサイトがおすすめです。 ExamTopics
上のサイトでできる限り多くの問題を解き、試験における思考回路、選択肢の回答の傾向を把握してください。
例えば、選択肢は必ずしもいつも正解のものがあるわけではなく、回答に近いものを選ぶ必要があったりします。 そのときにどう選択肢を消去していくか(問題文と選択肢のどこに注目して、判断するか)などを考えながら解くとよいです。
まとめ
PMP資格は、プロジェクト管理の専門家としての知識とスキルを証明するための重要な資格です。この資格を取得することで、キャリアの向上や市場価値の向上が期待でき、プロジェクト管理の分野での成功に繋がります。PMP資格取得を目指している方は、計画的な勉強と実務経験の積み重ねが重要です。