はじめに
日本人であればアメリカに数日程度行くときはESTAを申請すればビザなしで入国することができます。
私は2019年にサンフランシスコに行くときにESTAを申請しましたが、操作ミスで内容を間違えてテロリストになってしまいました。
この記事ではそこから私が実施したことを記載します。私と同じミスをした方へ、大丈夫です。あなたはまだアメリカに行くことができます。
操作ミスでテロリストに
問題が起きたのは2019年8月、私が大学生の頃友人と夏休みにサンフランシスコに行くことにしました。
その友人はすでに社会人だったので、それぞれ飛行機等を手配し、現地集合することにしました。ESTAも同じくそれぞれで手配しました。
ある日の夜ESTAの申請を行いました。ESTA申請の代行サービスなどもありますが、代行に費用を取られることや、こういった申請も一つの経験なので自分で行うことにしました。
公式サイトにアクセスし、入力を進めました。当時のESTAの申請サイトはYESかNOの部分はプルダウン式になっていました。振り返るとあのタイミングしかないと今だにはっきりと覚えています。次の入力に進むため画面をスクロールしますが、その際にYESやNOの入力が反転することがありました。入力中にそういったことがあり、気をつけながら入力を進めて申請を完了しました。するとすぐに拒否という審査結果が届きました。驚き理由と申請内容を確認したところ、テロリストか否かの質問がYESで回答されていました。こうして私はテロリストになりました。
ESTAの申請は公文書としての扱いになります。そのため、申請内容は基本的に後から変更することはできません。気づいてからまずはメールで連絡しましたが、申請内容の変更はできないため観光ビザの申請を促されました。
幸いなことに出発の日までは2週間ほどありました。そこから急いでビザ発行の準備に取り掛かりました。
観光ビザの申請
観光ビザの申請は以下を参考に行いました。
預金情報や内定先の有無などの提供が必要です。これらより自分がアメリカに危険を及ぼしたり、移住を企てるような人物ではないことを証明しないといけません。必要な書類を準備し、アメリカ大使館に向かいました。大使館は平日でもそれなりに混んでいるので、ゆとりを持って予定を入れたほうがよいです。大使館ではビザを必要とする理由や、過去何回アメリカを訪れたか、それぞれ何をしに行ったのか等が聞かれます。当然英語なので大使館のサイトを見て準備しました。それを終えたらパスポートを預けて、あとは待ちました。一週間もするとビザができるので、大使館に取りに行きました。こうしてようやくビザを取ることができました。まとめると、準備や大使館にいくことに時間はかかりますが特段難易度が高いことはありません。落ち着いて対応すれば問題ないと思います。
ビザはESTAより優先される
ちなみに観光ビザB1/B2を持っている場合、ESTAは不要になります。なので次回アメリカに行く際も、同じ観光目的であればESTAの申請はしなくてよいです。
観光ビザB1/B2を取得すると、パスポートの一ページにビザが記載されます。実はこのビザは、本体のパスポートの有効無効に関わらず、ビザの有効期限内であれば有効になります。
私は昨年本籍地が東京になったため、パスポートを再発行しました。この場合でも前のパスポートに記載されている観光ビザB1/B2が有効期限内であったため有効でした。そのためESTAの申請なしで入国することができました。ESTA申請にも費用がかかるので覚えておくとよいと思います。
さいごに
この記事では私の失敗談を書いてみました。同じように申請を間違えてしまった人もまだ終わりではないので、諦めずにそして同じような人もいるので安心してください。
楽しい旅ができることを祈っています。